
仕事や家事で立ちっぱなし。
足が疲れて、むくみもなんとなく続いている。
気づいたら、血管が少し浮いてきていて、
「これって大丈夫?」と不安になることはありませんか。
そんな方に向けて、
足のむくみやだるさについて、やさしく整理してみます。

足のむくみやだるさは、日常的によくある症状のひとつです。
その中には、下肢静脈瘤と呼ばれる状態が関係していることもありますが、
一般的に、急いで対応が必要になるケースは多くないとされています。
また、状態によっては保険診療の範囲で対応されることもあります。
不安がある場合は、
一度状態を確認してみる、という選択もあります。
下肢静脈瘤は、足の静脈にある弁の働きが変化し、
血液が逆流しやすくなる状態です。
本来、血液は心臓に向かって流れますが、
この働きがうまくいかないと、足に血液がたまりやすくなります。

逆流している静脈の状態によって、見え方や症状は異なります。
見た目に変化がなくても、
むくみやだるさとして感じる場合もあります。

下肢静脈瘤は、以下のような方にみられることがあります。

血液は重力の影響で下に流れやすく、
本来は筋肉の動きや静脈の弁の働きによって心臓へ戻っています。
そのバランスが崩れると、
血液が足にたまりやすくなり、むくみやだるさとして感じられます。

症状が軽い段階では、
日常生活の中でできる工夫も大切とされています。
無理のない範囲で取り入れてみてください。
状態に応じて、
医療用弾性ストッキングの着用などの方法が選択されることもあります。
また、必要に応じて処置(手術)が検討される場合もありますが、
すべての方に行われるものではなく、
状態に応じて検討されます。
足のむくみやだるさは、
多くの方が感じる身近な変化です。
一方で、体の状態を知るきっかけになることもあります。
ほかの原因が関係している場合もありますので、
心配しすぎず、気になることがあれば
一度話をしてみる、というのもひとつの方法です。
南港病院では、下肢静脈瘤に対する血管内治療において
「実施施設認定」を受けています。
(参考:https://www.nanko-hp.com/archives/16160)
この認定は、一定の基準を満たした医療機関に与えられるもので、
適切な診断・治療体制が整っていることを示すものです。
住之江区・南港エリアで下肢静脈瘤の治療をご検討の方に対し、
安心してご相談いただける体制を整えています。
「もしかして下肢静脈瘤かも?」と気になる方も、
ご相談いただくことができます。
下肢静脈瘤のスクリーニングとして、
診察を行っている時間帯があります。
木曜日 14:00〜17:00(予約制)
紹介状をご持参の場合は、
別の診療時間帯でのご案内となります。
金曜日 9:00〜12:20(予約制)
ご予約の際は、
紹介状の有無をお伝えください。
どの診療が適しているか分からない場合も、
まずはお気軽にご相談ください。
TEL 06-6685-8804
(電話受付時間:平日13:00~17:00)


南港病院 副院長/救急科・外科・内科
小澤 達也
【所属学会】
・日本外科学会
・日本循環器学会
・日本血管外科学会
・Acute Care Surgery学会
・日本病院総合診療医学会
【専門医・資格】
・日本脈管学会 脈管専門医
・下肢静脈瘤 血管内治療実施医
※本記事は、下肢静脈瘤を含む血管の診療に関わる医師の監修のもと、一般的な情報をわかりやすくまとめています。
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