社会医療法人 三宝会 南港病院

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ユマニチュードブロンズ認証取得に向けて

  • ユマニチュード〜優しさを伝える技術〜
  • 看護部より「身体拘束ゼロを目指して」
2023/11/06

私たちの地域包括ケア病棟では、
入院患者さんと人間としての関りを大切にするため、よりよい環境と笑顔の日常が実現するようにアクションチームを中心として、ユマニチュード技術に日々取り組んでいます。

2023年10月28日、2度目のチャレンジになるユマニチュード学会ブロンズ施設認証審査を受けました。

以前、認証審査を受けるための取り組みを開始した頃には、業務の多忙などから批判的な言葉が聞かれることもあり、統一した記録や対応をするためには時間がかかりました。

しかし、ユマニチュードを意識したケアや会話をすることで、患者さんの笑顔が増えていくのがわかったなどという声もスタッフから出てくるようになりました。

今回は賛同するスタッフと共に認証取得のため一丸となり審査日を迎えることが出来ました。
これからもユマニチュードの哲学についてスタッフ間で話し合って理解を深め、日常にユマニチュードがあることを目指していきます。

社会医療法人三宝会 南港病院
3階病棟師長 永見 香織

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高齢者との関わり方について ▶︎
当法人では「ユマニチュード」という優しさを伝える技法を取り入れています。今から20年ほど前、肺炎や骨折などで入院してくる高齢者の中には「痴呆」と言われる人がいて、対応が難しく、スタッフはどのようにケアをすれば良いのか悩んでいました。

ユマニチュードとは ▶︎
「 ユマニチュード」とは、フランスの二人の体育学の専門家イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティが開発したケアの技法です。看護や介護現場において、「うまくいく場合」、「うまくいかない」場合の違いは何かといった疑問点から出発し、実践の中で「ケアの本質とは何か」といった疑問を追求し考案されました。