社会医療法人 三宝会 南港病院

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手荒れとハンドケア

  • 感染症について
  • 看護部より「身体拘束ゼロを目指して」
2022/11/14

木々の色づきとともに、少しずつ秋の深まりを感じられる季節となりました。朝晩は風が冷たくなり、湿度も下がり乾燥が気になる季節でもあります。

コロナ禍で手洗いや手の消毒を実施する頻度も増え、今まで以上に手荒れを感じやすくなったのではないでしょうか?

私たち病院や施設で働くスタッフも、仕事中は手を洗う回数も消毒する回数も多く、ハンドケアのためにクリームを塗ってもすぐ落ちてしまい、なかなか保湿が追いつかない状況です。

私たち、病院や施設で働くスタッフは、仕事を始める前やお昼ご飯を食べて午後の仕事を再開する前に「皮膚保護剤」のローションを使用しています。「皮膚保護剤」と聞くと、あまりピンとこないかもしれませんが、ハンドクリームは皮膚を保湿する役割があるのに対し、「皮膚保護剤」は肌の表面にバリアーとなる薄い膜をまとい、手洗いや消毒による刺激から肌を守ってくれる役割があります。

使用する「皮膚保護剤」によっても違いはありますが、一度塗ると2~4時間程度その役割を発揮します。水仕事をする前、外出する前、他にも手洗いや手の消毒をよく行う前にお使いください。そして、しばらく手を洗わない、消毒をしないときにハンドクリームを使用してください。

顔も手も肌は同じです。お顔をケアするように手も同じようにケアしてあげてください。

手荒れを起こしたガサガサの皮膚は菌やウイルス・汚れを付けやすく、落としにくくなります。また、手荒れが進行し、傷になると感染を起こしやすくなります。

これから寒さも深まり、空気もより乾燥する時期となります。皆さんのお身体の健康とともに手肌の健康も保たれ元気にお過ごしいただけますように。