中加賀屋3丁目のつるさんかめさんとみんなの家は、毎月恒例の「みんなの家カフェ」を9月24日の午後、当施設1階のめばえキッチンで開催。今回も入居者様たちがカフェのスタッフとなって、来店されたご家族や地域の方々をおもてなししました。
スタッフに扮した入居者様らは、受付担当、ホール担当、デザート担当といった各自の持ち場にスタンバイ。開店前には皆で大きな声で「いらっしゃいませ!」とお出迎えの練習し、気合も十分です。
開店と同時にお客様がご来店されました。当施設のスタッフらが見守るなか、受付担当の方が丁寧にドリンクのオーダーをお聞きしてお金を受け取り、ホール担当の方がお席にご案内、「ようこそお越しくださいました。ごゆっくりどうぞ」「ドリンクはおかわりできますのでおっしゃってくださいね」とお声がけしてデザートとドリンクをご提供しました。
デザート担当の方は男性ですが、時間が経つにつれて徐々にホイップクリームの扱いにも慣れ、デコレーションもスムーズになったようです。
ご来店くださったお客様のなかには、入居者様のご家族もいらっしゃいました。
「毎月楽しみにしています」「母がここに入所して以前より元気になりました」等々、笑顔で話してくださって嬉しくなりました。
また、顔なじみの地域の方も足を運んでくださって、店内のあちらこちらで入居者様を交えておしゃべりを楽しまれている様子が見受けられました。
第2部は、地域ボランティアの大正琴奏者「フレンズ」のお二人による演奏が披露されました。
今回は童謡や昭和歌謡など全7曲を演奏。「皆さんも一緒に歌ってくださいね」との奏者の方がお声がけすると、店内には元気な歌声が響きわたりました。
「懐かしいわぁ!」と入居者様も笑顔がこぼれ、曲にまつわる思い出話にも花が咲きました。
今回のカフェも入居者様はもちろん、ご家族や地域の皆様にも楽しんでいただけたようです。
当施設では今後も入居者様の地域とのつながりを大切にし、楽しく社会参画できるような企画立案に努めていきたいと思います。
BACK NUMBER