スペイン紀行 ~トライアスロン世界大会と地元の人々とのふれあい~

2025年7月17日

私の趣味はトライアスロンです。6月下旬、スペイン西北部のガリシア地方の街・ポンテベドラで開催された「ワールド・マルチスポーツ世界選手権」のトライアスロン長距離部門(スイム3㎞~バイク120㎞~ラン30㎞)のエイジカテゴリー代表選手として参加する機会を得たことから、1週間休暇を取ってスペインに渡航しました。

かつて港町として栄えたポンテベドラは、中世のなごりを残す美しい町です。夜は道端のバルで、地元の人々と賑やかに語らいながらスペイン産のワインと地元の名物の“タコのガリシア風”を堪能しました。

 

大会の前日にアスリートチェックインを済ませたのですが、その日の夕方に発熱、不覚にも風邪をひいてしまいました。咳もひどくて、このままでは参加は無理だと判断し、当日は応援にまわることにしました。

ポンテベドラの街中を颯爽と走る高齢のアスリートたちに沿道から声援を送っていると、人生の豊かさを実感できました。

今回は参加できなくて残念でしたが、生涯スポーツは本当に楽しいです。

 

帰国前にキリスト教巡礼の街として知られるサンティアゴ・デ・コンポステーラに立ち寄り、カトリック教会のミサにも参加しました。お互いの自己紹介や平和の祈りなどの経験を通じてケアのあり方を垣間見ることができ、今後の人生や法人運営についてのヒントも得ることができました。

今回訪れたスペインの各地では、人々が「オーラ!」と笑顔であいさつを交わし、会話が弾んでいつまでも立ち話が続きます。

こうした現地の人々が創り上げた「地域との共生」のカタチは、日本における地域包括ケアの土台にあるべきものだと感じました。

「anything  is  possible(これからも挑戦する)」という思いで、皆で住之江区の未来を考えていきましょう!


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