いのちの使い方
「いのちの使い方」(日野原重明ドクター著書)より
いのちとは生きていられる時間のこと。
その時間には限りがある。
いのちを使う喜びとは、助けを求めている人のために自分の時間を使うことだと思います。
誰かの役に立つことは、自分という存在そのものが生かされるということです。
患者さんに捧げる時間が多いほど、自分が本当の意味で長生きしたことになると思ってきました。
「目の前にいる、苦難や心身に痛みを抱えた人に、あなたの持っている時間をひととき差し出す。」
誰しもにそういう命の使い方ができることを伝えたいし、誰かのために自分の時間を使う喜びを多くの人に知って欲しいのです。
私たちも、時間(いのち)を、ユマニチュードで実りあるものにしたいと思います。