「職員紹介」児童指導員
スマイル御崎 児童指導員 東 小百代 (ひがし・おもよ)
南港病院グループの子ども事業部が運営する「スマイル御崎」は、療育が必要な小学生から高校生までの就学児を対象に、彼らの自立支援を担う放課後等デイサービスです。
当事業所の現場を担う児童指導員は、子どもたち一人ひとりに寄り添いながら日々の成長を見守っています。
子どもたちの成長と共に児童指導員としてのスキルアップを目指したい

★スマイル御崎に入職したきっかけについてお聞かせください
母が当事業所の相談支援員だったことから、以前から放課後等デイサービスの業務に関心がありました。
私は長年、専業主婦として家事と3人の子どもの育児に追われる日々をすごしておりました。子育てがひと段落した2年前、母に勧められて当事業所の送迎ドライバーのパート職員として入職。そして今年の3月に正職員となり、児童指導員の職に就きました。
★現在携わっている業務で心がけていることは何ですか?
現在は児童指導員として、主に子どもたちの個別・集団療育プログラムや学習支援、送迎などの業務に携わっています。また、毎月のプログラムやイベントの企画書の作成も手がけています。外出やクッキングなど、私たち職員も一緒に楽しみながら子どもたちの自立へのモチベーションを向上させる企画立案も重要な業務の一つです。
当事業所の利用児の多くは個性のある子どもたちです。そのため伝え方やコミュニケーションが難しいこともあります。こうしたときに役に立つのがユマニチュードです。ユマニチュードを活用することでお互いの気持ちが落ち着き、信頼関係の構築にも効果的であることが実感できました。
当事業所が子どもたちにとって自分らしくすごせる居場所となるように可能な限り心の距離を縮めて一人ひとりに合った支援を行い、“自立”につなげていきたいと考えています。

★仕事のやりがいや今後の目標についてお聞かせください
現場の業務に携わっていると、子どもたちの成長を間近で感じることできます。たとえば「トイレが上手にできた」とか、対話が苦手な子が「自分の思いを伝えることができた」等々、昨日までできなかったことができた瞬間に立ち会えたときは、本当にうれしく思えます。そんな小さなことの積み重ねが大きな喜びへと変わっていきます。
今後も児童指導員としてのスキルアップを図ると共に、他職種と連携しながら“放課後”という限られた時間のなかで子どもたちにより良い療育ができるよう努めていきます。
