禁煙外来

タバコの害について

タバコ煙には多くの化学物質が含まれています。そのうち200種類以上が発癌と癌増殖に関係する物質であると言われています。タバコを吸わない人の癌の発生率を1とすると、吸う人(男性)では、喉頭癌32.5倍、肺癌4.5倍、食道癌2.2倍、膵癌・膀胱癌1.6倍と高くなります。1個の癌細胞は約10~30年かって10億個まで増殖し、ようやく診断可能な1m3(1g)程度の大きさになると考えられています。
つまり70歳で癌と診断されたかたは、40~60歳のころにすでに癌細胞がいたということになります。

ですから健康なかたでも、ぜひ早い時期に禁煙をお勧めいたします。最近では路上喫煙の禁止、タバコのポイ捨てによる環境ゴミ問題や受動喫煙の健康被害などが社会問題になりつつあります。タバコに縛られない生活は素晴らしいものです。
私たち医師はタバコが毒物であることをアピールする義務があります。禁煙外来ではあなたの禁煙をサポートいたしますのでぜひいらしてください。

タバコの害について

南港病院の禁煙外来の歴史

当院では2003年より、禁煙外来を行っております。
当初はニコチン置換療法(ニコチンパッチ)を中心に心療内的手法(身体依存と精神的依存)の治療を行っていました。

2006年より禁煙治療が保険適用になりました。

これは喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行うと言う考え方です。
また、2008年にチャンピックスというニコチンを含まない禁煙の為の飲み薬が登場し、現在ではチャンピックスを中心に禁煙外来を行っております。
さらに、自己分析を行い、自分の性格を知って頂き、禁煙治療に生かしております。
ご希望の方には、自律訓練法のCDもお渡ししておりますので、お気軽にお声かけください。

禁煙治療費について

禁煙治療について

2006年4月から禁煙治療が保険適用となりました。
これは喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な治療を行うという考え方です。
治療は一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも受けることができます。

保険適用で禁煙治療を受ける場合の注意点

万一、途中で受診を中止したり、最後まで禁煙治療を行ったが、1年以内に喫煙してしまい、再度治療を希望される場合は、禁煙治療終了日から、1年間は保険適用での禁煙外来は受けられません。
すべて自費になります。
1年経てば、現在のところ、再チャレンジは、何度でもすることができます。

どんな治療をするのか?

・治療前の問診…禁煙治療のための条件の確認

・初回診療 → 再診1(2週間後) → 再診2(4週間後) → 再診3(8週間後) → 再診4(12週間後)

治療内容

  • ①診察
  • ②呼気一酸化炭素濃度の測定
  • ③禁煙実行、継続に向けてのアドバイス
  • ⑤禁煙補助薬の処方

通院の重要性について

12週間通院治療することが重要であり、最後まで通院した方ほど禁煙成功率は高くなります。
途中で喫煙してしまったり、体に不調が現れた場合でも、自己判断で服用を中止せず、早めに医師に相談し、最後まで通院するようにしましょう。
また、イライラ感や不眠などの症状が出た場合でも、その症状を抑制させる薬を処方することもできます。

診察について

初診時の場合、血圧、身長・体重測定、呼気一酸化炭素濃度測定、肺活量検査を行ってからの診察となります。
また、禁煙治療を開始するにあたり、「禁煙宣言書」にサインをしていただきます。
その後、担当医の診察を受けていただきます。

再診時について

血圧、体重測定、再診問診票を記入し、呼気一酸化炭素濃度測定を行います。
その後に、担当医の診察を受けて頂きます。